ここでいうマルチ商法とは悪徳マルチを含めたものとしてお話していきたいと思います。
まず、マルチ商法とは本当に儲かるのか? 結論からいうと思ったほど儲かりません。
儲かっているという一部の人間は、マルチ商法の場合は個人であるにも関わらず相当の営業能力のある方、裕福な人脈を持っている人だと思います。普通は個人での営業はよほどの度胸、経験がないと難しいでしょう。それゆえに、参加した人の多くは家族、知人・友人に商品を勧め、会員にならないかと誘うのです。けれどそうしたことで、結果的に多くの人脈を失う場合があります。今ではそれが、マルチ商法=悪徳商法だと思われてしまう原因のひとつとなっています。
通常のマルチ商法がその人の努力で儲ける物であるのに対し、悪徳マルチの場合は会社のシステムにより儲かる人間がいるのです。マルチ商法は定義のひとつに『連鎖的に組織が拡大していくもの』というのがあります。この連鎖的な組織の拡大において、参入した時期が早ければ早いほど儲かるというシステムをおいているのが悪徳マルチの特徴です(これはネズミ講にも共通しますね)。
たとえば悪徳マルチで『必ず儲かる!』などと熱弁する人がいますが、仮に儲かっていたとしても、それは会社のシステムにより結果的に儲かっているだけであり、参加したすべての人が本当に儲かるのかといえば、それは絶対的に有り得ないといえます。個人の人脈には限りがありますし、なにより日本人の人口も無限ではありません。無限連鎖を前提にした悪徳マルチ商法は、いずれ必ず末端まで行けば破綻してしまうのです。
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